Technical Diagnosis
既存システム診断
改修の前に、システム全体の状況を把握します。 コードだけでなく、インフラ、データ、認証、外部サービス、リリース、監視、運用まで必要な範囲で確認し、課題と対応優先度を整理します。
既存システムについて相談するこのような場合に
- システムの全体像を把握できていない
- 技術的負債がどこにあるか分からない
- 開発会社や担当者からの引き継ぎが不足している
- 障害や保守コストが増えている
- 改善したいが、どこから手を付けるべきか決められない
表面上は単一の問題に見えても、原因がコード、インフラ、運用、権限管理など複数の領域にまたがる場合があります。
改修に着手する前に、必要な範囲を横断的に確認します。
診断対象
| 対象 | 確認内容 |
|---|---|
| アプリケーション | 構造、品質、テスト、技術的負債 |
| インフラ | 構成、コスト、冗長性 |
| データ | 整合性、保持方法、検証状況 |
| 認証・権限 | 認証方式、権限、不要アカウント |
| 外部サービス | 外部依存、連携、更新運用 |
| 開発・リリース | 開発手順、デプロイ、本番反映 |
| 監視・バックアップ | 監視、ログ、バックアップ |
| 運用・引き継ぎ | 属人化、資料不足、障害対応 |
すべてを一律に調査するのではなく、相談内容に応じて対象範囲を決めます。
課題の把握に加え、対応方針まで整理します
診断では、問題一覧の作成にとどまらず、対応方針まで整理します。確認した内容を、次の3つに分けます。
優先対応
障害、セキュリティ、データ消失などへの影響が大きく、優先して対処すべきもの。
計画対応
直ちに障害へつながるものではないものの、変更コストや運用負荷を増加させているもの。
現状維持
課題が認められても、現在の用途や費用対効果から、現時点では対応を要しないもの。
目的は、改修項目を増やすことではなく、時間と費用をどこへ配分すべきかを判断できるようにすることです。
診断の進め方
- 01 事前確認現在の問題、システムの用途、体制、診断の目的を確認します。
- 02 調査範囲を確認確認する環境、資料、アカウント、対象外とする範囲を合意します。
- 03 調査合意した範囲でシステムと運用を確認します。
- 04 整理判明した事実、問題、推測、未確認事項を分け、影響と緊急度を整理します。
- 05 対応優先度優先対応、計画対応、現状維持の区分に整理します。
- 06 報告診断レポートを提出し、60分程度の報告会を行います。
調査に必要な情報
調査範囲に応じて、次の資料やアクセス権限を確認します。
- コードリポジトリ
- クラウド・サーバー
- CMS・SaaS管理画面
- 構成図・運用資料
- 障害記録
- 担当者へのヒアリング
資料不足そのものが引き継ぎ上のリスクである場合は、それも診断対象として扱います。
納品物
診断結果を1つのレポートへまとめます。
- 現状整理
- 問題一覧
- 優先順位
- 改善ロードマップ
- 概算見積
- 引き継ぎリスク
レポートでは、事実、判断、未確認事項を可能な限り分けます。
納品後、60分程度の報告会を行い、判断理由と次の選択肢を説明します。
期間と価格
| 区分 | 期間 | 価格 |
|---|---|---|
| 軽診断 | 数日〜1週間 | 個別見積 |
| 標準診断 | 1〜2週間 | 30〜50万円 |
| 引き継ぎ調査 | 2〜3週間 | 最大80万円程度 |
実際の金額は、システム規模、対象環境、確認する資料、必要なヒアリング量によって決まります。着手前に調査範囲を合意し、見積を提示します。
診断後の対応
診断後の改修をCrow Crow Drivenへご依頼いただく必要はありません。
診断結果をもとに、自社で改善する、他社へ依頼する、Crow Crow Drivenへ依頼する、いずれも選べます。
Crow Crow Drivenへ改修をご依頼いただく場合は、診断結果を開発計画へ引き継ぎます。
既存システムについてご相談ください
現在の課題と、分かる範囲のシステム概要をお知らせください。
資料や状況が十分に整理されていない場合も、初回確認で必要な調査範囲を整理します。